四十肩の事例1

調布市にお住いの40代の男性のK様。右の四十肩にお悩みで当整体室にお越しになりました。

ある日お子さんとキャッチボールをしていたら肩に激痛が走りました。それ以来肩を動かすと強い痛みが走るようになり、可動域が狭まっていきました。

利き腕の右肩の可動域が狭まるので洋服を着る、体を洗うなどの日常動作にも支障が出ています。さらに仕事に集中していて不意に右手を動かしたときに、激痛が走ります。

一番痛むのは朝。起きて腕を動かすと数秒とはいえ1番の激痛が走り、嫌な痛みと気分で1日が始まります。

そんなKさんの希望は右肩の痛みを取ることです。

痛みを取るのも大事ですが、可動域を確保するのも大事。この2つの柱で施術を続けていくこと。

劇的に肩の痛みが緩和し、可動域が広がることはなく、少しずつになること。さらに四十肩の原因は肩以外にあることが多く、経験上時間が掛かることをお伝えして了承をいただきました。

K様は右の股間節と右腰が固くここに原因があると推測されます。腰に関してお聞きすると、通勤電車で数十分立っていると腰に違和感が出ます。

右腰が固く立っていると痛みが出るので、そこを庇いバランスが崩れて右肩に負担が掛かり痛みが出ると予想されること。

施術としては右の股関節と腰の固さを取り可動域を広げる。背中にしなりを出す。ろっ骨を緩める。肩甲骨の動きを大きくする。そして右肩を微調整して痛みを減らし可動域を広げていきます。

日常生活でも支障があるほどの肩の痛みがありました。
数回施術していただくと日常生活では痛みを感じることが少なくなりました。

施術は痛むところだけではなく、体の根本的な原因までを含めた体全体を見ていただけました。

四十肩の方に共通しているのですが、痛みが強く最初の数回は軽めの施術です。主に股関節や骨盤、背中と肩から遠いところを施術。

それでも可動域は広がり痛みは減りますが、劇的なビフォーアフターはありません。K様もその点が不安になり3回目の終了時点で「良くなっていますか？」とお聞きになりました。

その後も施術を重ね右股関節・腰の可動域が広がると肩を触らずとも可動域が広がり、痛みが減ります。

そこに肩の微調整を加えると痛み、可動域共に気にならない程度になります。肩の痛みや可動域は気にならなくなりましたが、右腰の可動域がまだ少ないこと。

ここを放置すれば再び右肩が痛くなる可能性があることをお伝えして施術を継続します。

この頃にはKさんも前々から自転車に乗ると右から後ろを振り返り辛いのを思い出したのもあり、右腰の可動の狭さと肩に関係があるのをご納得されていました。

その後数回施術を重ねると右股関節、腰の可動域が広がり出し、背中のしなりも以前より大きくなってきました。

肩の可動域もだいぶ広がり痛みも僅かです。キャッチボール程度なら痛まなくなり全力投球をすると痛みが一瞬出る程度でそも痛みも直ぐ引きます。

四十肩・五十肩にお悩みの方はお気軽にご相談ください！！

※個人の感想と結果です。効果を保証するものではありませんのでご了承ください。