坐骨神経痛の改善事例4

調布市にお住いの町田様70代の女性で4年間ほど左足の坐骨神経痛にお悩みでした。酷い時は足の痛みでまともに歩くこともできずに這ってトイレに行くほどでした。

ついに我慢しきれなくなり神経ブロックの注射を複数回打つと激痛は緩和しましたが、左足が痺れるように。このしびれをなんとかしようと複数の整体に行きましたが改善せず困り果てた末にこちらへ。

立がる、そこからの1歩目、階段の1歩目が不安だと、自分の左足に力が入らないので頼りなくいつか転倒してしまうのではないかと1歩目を動かすことに恐怖を感じていました。

その他に愛犬のお散歩。不意に引っ張られたりしたらと常にビクビクしています。他にも緩い坂道を上がるのにも大変な労力が掛かります。

平坦な道だから楽に歩けるわけではありません。小さな段差を越えるのにも覚悟が必要です。手すりや壁があるならばそこに必ず手をついていました。

また、これ以上痺れが強くなれば歩けなくなるのでは？との不安を抱えています。

そんな町田さんの希望は足の痺れの緩和です。100％の緩和はご本人も望まないので、自分の左足を頼れるようになりたいと。ビクビクすることなく歩くことをお望みでした。

町田さんの状態を確認すると左足の股関節が特に固くなっていました。胡坐をすると左膝が跳ね上がります。膝を下げようとしても痛みと固さで下がりません。

合わせて太ももも固くなり柔軟性が落ちています。その結果として左の骨盤周り腰お尻が固くなっていました。

痺れだけでなく痛みもあるというので坐骨神経に触れているであろう筋肉（梨状筋）を押すと痛みが出ます。

左の股関節、骨盤が固く足に痛みが出るのでそれを庇い上半身のバランスも崩れていました。

痛むのは足だけど股関節や骨盤、さらには上半身までも含めてトータルに体のバランスを整える必要があること。

左の股関節がかなり固いので結構な週に1度の施術でけっこな回数が掛かることをお伝えして了承を得たので施術を開始しました。

町田さん自身も複数の整体を回っていたので長期戦は覚悟していました。町田さんから感想をいただいたのでご紹介します。

私は4年ほど前に坐骨神経痛になり10カ月くらいで下肢にかけて痛みが酷くなり、トイレに行くのも這っていくような歩行困難になりました。

ついに神経ブロック注射を打ち4カ月で激痛はなくなりましたが、左足に痺れが残りました。その後数か所の整体院に通いましたが何も変わらず、バランスの悪い歩行をせざる得ませんでした。

たまたまこちらの整体室を見つけ4月から通い始めました。体全体のバランスの悪い所の調整を続けて貰い、半年ほどで痺れがぐっと減り、今では痺れを意識せず歩いています。

自分ができる梨状筋のマッサージも教えて（お尻の奥のチクチク、コリコリ感がなくなった）いただいてとても良かったです。

町田さん感想ありがとうございます。町田さんの股関節は固く通常の施術では刺激が強すぎるので、ソフトな刺激を入れることから始めました。

施術で痛が出なくなるまで5回ほど掛かり、その後通常の施術を行えるようになりましたが、なかなか進展しません。

施術後は少しだけ可動域が広がるのですが1週間後には元に戻るの繰り返しです。辛抱強く通っていただくと固さの芯のようなものがほぐれてきました。

以前よりも可動域が広がり戻りも少なくなってきています。少しずつですが股関節に動きが出ています。数か月経った頃に一歩目の怖さがだいぶ薄らいできたと。

その後も施術を続けると歩幅が広がりだしました。犬の散歩中にリードを引っ張られたのですが、転倒せずついていくことができました。

「以前だったら絶対に転んでいた」と。その他にもこちらまでの行き返りが随分楽になったと。ある時から帰りは楽になったけど、来るときはキツかった。けど、今は行き返りも随分楽に。

この頃になると痺れもだいぶ緩和してきましたが、痺れは波があるので股関節の柔軟性、歩幅などを基準にすることにして施術間隔を空けていきます。

2週間でも歩幅、股関節の柔軟性はキープ。足の痺れも緩和したままです。そのまま3週間、1か月と広げましたが好調さをキープしています。以前よりも自信をもって歩けるようになりました。

町田さんのように足の痺れや痛みにお悩みの方はお気軽にご相談ください。

※個人の感想と結果です。効果を保証するものではありませんのでご了承ください。