産後の肩こり腰痛が緩和

調布時在住のA様30代の女性で産後3ヵ月の産休中のお母さんです。赤ちゃんと一緒にお越しです。

下げ止まっていた体重と産後3ヵ月経ち悪化したままの肩の痛み、時折ピリッとする左の腰痛、首の痛みにお悩みで当整体室にお越しになりました。

肩の痛みは妊娠前、デスクワークをしていた時からありましたが出産後に悪化。左右両方痛みますが特に右の痛みが気になります。

痛みだけでなく可動域も狭まっています。それに合わせるように首と右肩甲骨付近に痛みも出てきました。

肩は日々成長していく赤ちゃんを抱っこすると特に痛みが酷くなります。痛いからと言って抱っこしないわけにはいきません。

その他にも買い物や家事なども痛む肩でこなしています。

このままだと赤ちゃんの抱っこが大変になること。だましだまし生活していましたが3ヵ月経っても痛いままで、可動域まで狭くなっていることにも不安を感じていました。

肩が痛いのは出産後ですが肩こり歴は長いので何度かマッサージに行きましたが肩はこったままです。マッサージは癒しなので肩がこっていると言われれば、肩を揉むしかないので仕方ないですが・・・。

なぜ肩がこるのか、何が要因で肩がこるかまで調べて取り除かず肩だけを揉んでも一時的に気持ち良いだけで終わってしまいます。

A様のお望みは肩こりの解消。もう1つが腰のピリッとした痛みが気にならなくなることです。

右肩の痛みの原因は体の左側にありました。左腰が固くなり脇や背中が影響を受け、肩の高さの違いが一目でわかるほど縮んでいます。

左肩から腰にかけて縮みその影響で右肩に負担が掛かり痛くなっていること。右肩の痛みは体の左側の縮みを改善する必要があること。

左の腰痛はお尻や太ももが固くなっているので痛みが出ています。この部分が体の左側を縮めている根本的な要因であり、ここを緩めれば腰痛が解消して体の左側が伸びることをお伝えしました。

施術間隔は週1回で今までの経験上から7回の施術をお伝えしてご了承をいただきました。

A様から感想をいただいたのでご紹介します

産後の肩こり悪化が改善されればと思い、通わさせていただきました。右肩のこりが酷かったのですが、原因が左脇腹の縮みにあると伺いびっくり。

実際に施術を受けると右肩が軽くなるのを感じて2度びっくりしました。右肩のマッサージだけでは改善しないわけだと・・・と納得し原因を突きとめて下さったことに感謝です。

子供の世話はまだまだ続くので教えていただいたセルフメンテナンス方も続けながら体を整えて行きたいと思います。

Aさん感想ありがとうございました。そうですね、右肩が痛いのに反対側の左に原因があると言われて驚かれたと思います(笑)。

産後3ヵ月だったのが幸いしてAさんの施術は無事に7回で終了しました。しかし、劇的に痛みが取れていったかと言えばそうではありません。

最初の数回は痛みは減りますが相変わらず右肩と首に痛みが残り、肩は動かすとバキバキします。抱っこをすると右肩だけでなく左肩と腰まで痛くなります。

が、施術の積み重ねにより少しずつ肩甲骨の可動域が広がり出しました。肩と腕だけで抱っこしていたのが、肩甲骨を使えるようになると抱っこが楽になり長時間抱っこできるようになりました。

同時に骨盤も動き出し歩くのが楽になり始めました。骨盤が動き出したことによって骨盤周りの筋肉（お尻や太もも）が動き出すので下げ止まっていた体重も無時2キロ減りました。この時点で腰痛は緩和。

痛みはだいぶ気にならなくなりましたが、まだ体の左側は若干縮んでおり肩の高さが揃っていません。そこで体が動き出したのもありセルフ整体をお願いしました。

セルフ整体にはタイミングがあります。骨盤や肩甲骨の動きが大きくなる前に始めると、気持ち良さを感じられないので続かないのです。

タイミング的にはベストなのでセルフ整体を行って貰うと次の施術時には、肩も腰も気にならなくなっていました。ただ肩を回すとコリコリ鳴りますが痛みはなし。

これは可動域が広がり今まで動いていなかった場所が動きだしただけなので問題ありません。音もいずれ消えます。

肩の高さも一見すると揃っていますが、ほんの少しだけ左肩が下がっています。

が、施術を行うレベルではないので別のセルフ整体を行うと「左の脇腹が伸びて気持ちよい」と。自宅で続ければ肩の高さも揃います。

肩と腰の痛みはすっかり消え長時間抱っこをすると肩はこりますが、肩を回すとほぐれまし次の日に持ち越すことはありません。

A様の様に産後の肩こりの悪化や下げ止まった体重にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

※個人の感想と結果です。効果を保証するものではありませんのでご了承ください。